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体験レポート
龍神村でミニ教育実習
「総合的な学習の時間」に対応した和歌山大学教育学部総合演習
 

 和歌山大学教育学部(和歌山県和歌山市)の1回生と2回生が9月8日-9日に龍神村(和歌山県中央東部)の小学校でミニ教育実習を行った。この実習は、和歌山大学の総合演習という授業の一環として行われた。

 総合演習は、小学校に「総合的な学習の時間」が導入されたのに伴い、教育学部の“教員養成課程”に新しく作られた科目で、1つの授業を専門の違う3名の教員が担当し、今までとはひと味違う内容の授業を行っている。その中の一つが、原(体育)、平沢(国語)、奥田(英語)の3教員担当の「小規模小学校でミニ教育実習」である。

 今年で5年目になるこの実習は、龍神村の複式学級のある小学校で行われてきたが、今年度は龍神村立の東小学校と殿原小学校で行われた。参加学生は、受講生25名と、以前参加した学生3名の総勢28名だった。

 普通の教育実習と違うのは、大学生5人で一つのグループを作り、自分たちで工夫した内容の授業を5人で協力して展開するというところだ。また、1年生から6年生までの生徒を一度に教えることの難しさや、生徒の学力や体力の差に気を配ることの大切さを体験するのも特徴的である。東小学校の場合、全校生徒33名なので、各グループは8名余りを担当した。

 4月からの授業では、各グループが自分たちで考えた授業案を発表し、それに3教員が厳しいコメントやアドバイスを加えるということを何度も繰り返すという形式で進められ、その成果を9月に実際に小学校で発表した。

 内容は、「草花と虫探し」「押し花」「科学マジック」「スライム作り」「車いす体験」「バイオカイト」「野菜染め体験」「天体について学ぶ」「ステンドグラスの製作」「万華鏡の制作」「色の勉強」「光の屈折」「虹の原理」「プラ板作り」「楽器作り」「空気砲の制作」などバラエティに富んでいたが、ただ単なる遊びにならないように、教科内容との関連を考えて指導が行われた。

 学生からは、「非常にいい経験ができた」「将来絶対に教員になりたい」というような感想があり、担当教員も厳しい指導をしたかいがあったと喜んでいる。


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