| ■大学院選定のポイントは、志望校の特色をつかむこと
1.文系(経済・経営)大学院のコースか、工学系大学院のコースで選定する
両者で同じようなプログラムが学べるといっても、文系大学院は経営をベースにしたもの、工学系大学院は技術を根幹においた内容になっています。また現在は工学系大学院が多く、院生も技術者が多いのが実状です。これらの点を考慮して選定するとよいでしょう。
2.履修したい分野や将来の方向を考える
大学院にはそれぞれ得意分野や力を入れている分野があります。どの大学院もオールラウンドなMOTを身につけることができますが、IT、新素材、ロボット、バイオ、ナノテクノロジーなどの細分化した専門分野のマネジメントに力を入れている大学院を考える必要があります。
また、将来の方向を考えて大学院を選ぶことも重要です。たとえば将来的に、現在勤めている企業の「新商品開発・新事業開発・経営戦略立案などがしたい」とか、「身につけている技術で起業したい」などの自身の方向によって大学院選定が異なることがあるからです。
3.修業年限や授業形態をチェックする
大学院修士課程の修業年限は原則として2年です。しかし1年で修了できる大学院もあります。ただしこの場合の授業はハードです。また勤めながら学ぶ社会人を考慮して平日夜間や土曜(日曜)に開講している大学院もあります。この場合の修業年限は2年です。自身の条件を考えてチェックしてください。
4.社会人に配慮した入試制度を確認する
技術経営専門職大学院(ビジネススクール)の入学者は主に社会人ですから、入試は社会人が対応できるものとなっています。また一般の大学院では入試科目の英語を免除するとか、研究計画書などの提出書類と面接だけで合否を判定するなど、社会人の負担を軽減する配慮がなされています。受験勉強が相当楽になりますからどんな軽減措置かを確認しておくとよいでしょう。
5.キャンパスの所在地や授業料・奨学金等を知る
本校以外にサテライト・キャンパスを設けて通学の便宜を図っている大学院が増えてきました。他の条件が合致するならそのキャンパスも志望校の一つにしておきましょう。
大学院の入学金や授業料は相当な金額にのぼります。このため各大学院は校内・外の奨学金を充実させています。さらに厚生労働省の教育訓練給付金制度の適用を受けているところもありますので、事前にその内容を知っておくとよいでしょう。
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